ぎゃんたろうです。
みなさんは自分の仕事量が多いと感じることはありませんか?
豊かな生活を送るためには仕事量のコントロールは非常に重要な要素です。
また仕事ができる人ほど自分の仕事量を上手にコントロールしているものです。そして仕事の質を落とさない為にも断るべき時はしっかり断っています。
しかしあまりにも単刀直入に断るとあまりいい印象はありませんよね?
今回は上手な仕事の断り方をご紹介します。
仕事を断る心構え
普段みなさんは仕事を断っていますか?
仕事を断るということは心苦しい事だと思いませんか?
しかし無限に引き受けることはできません。心優しい方はついつい仕事を引き受け過ぎてしまい疲労が蓄積してしまいます。
そしてマルチタスクの繰り返しで心身ともにボロボロになってしまいます。
マルチタスクに関する記事はこちら
心も体もボロボロにならない為にも意識改革が必要です。
仕事を断ることに決して罪悪感を感じないでください。
それは断れないやさしい心を利用して仕事を押し付けているだけに過ぎません。
あなたが無理しなくても他の誰かがします。
自分がやらなければいけないという責任感をほんのすこしでいいので忘れて下さい。
では相手をなるべく不快にしない方法をご紹介したいと思います。
仕事の上手な断り方
①理由をしっかり伝える
忙しくなってくると「無理!」「できません!」とついつい強く断ってしまいがちです。この断り方でもひとまず断ることが出来ますがあまりいい印象はしません。
そしてブラック企業や老害どもにありがちなパターンは「気持ちよく仕事をしない」などと叱責を受けたりと余計な時間を使わされてしまいます。
そこで大切なことは理由をはっきり伝えることです。
人間の心理として理由を始めに聞かされると納得感があるということです。
例えば「忙しいから無理です」ではなく「クレーム対応や至急の仕事があって出来ません」といったように納得感のある理由を説明することで相手に悪い印象を与えずに断ることができます。
②クッション言葉を使う
クッション言葉とは「せっかくですが」や「あいにくですが」「恐縮ですが」などの言葉です。
マイナスイメージの言葉の前に使用することでストレートに伝えるよりも印象が良くなります。
「せっかくですが」や「残念ですが」などの相手の気持ちやその場の状況に応じた気遣いをしながらクッション言葉を選びましょう。
クッション言葉はビジネスの様々なシーンで有効なテクニックです。ぜひマスターしましょう。
③気遣いやお礼を忘れない
仕事を依頼されたときにまずお礼を言ってから断ることでマイナスイメージが緩和できます。
「ありがとうございます」と、とりあえず言っておきましょう。
それから労いの言葉も忘れてはいけません。「お手数かけますが…」などといって相手に気遣いをすることで悪い印象を与えなくて済みます。
④オノマトペを使う
オノマトペとは主に擬音語や擬態語のことです。
例えば「キラキラ」や「キュンキュン」など様子や気持ちを言葉で表したものです。日本語特有の表現だと言えますね。
このオノマトペの効果はマイナスイメージの言葉をオブラートに包むことができます。
「きっちり」や「しっかり」などのプラスイメージの言葉と併用して印象を良くします。
「きっちりできないので…」や「しっかりするためには…」などデメリットを説明するときに用いると効果的です。
⑤迷惑をかけるかもしれないことを伝える
仕事依頼されたときに引き受けた場合にデメリットがあることを説明します。
あなたの手を煩わすかもしれないことを伝えます。また無理に仕事を受けることで質が下がってしまうことを伝えてから断る方向に持っていきます。
こうすることで「本当はは引き受けたいけれど感」を出すことができます。そうすることによって嫌な印象を与えずに断ることができます。
まとめ
いかがですか?ここまでのことをまとめて例文を作ってみたいと思います。
例えば…
「ありがとうございます。せっかくですけど急ぎの仕事があるのでしっかり対応しようと思うと○○さんにも迷惑をかけるかもしれないので、お手数ですが他の人にお願いしてください。申し訳ございません」
みたいな感じになります。
場合によってはもう少し噛み砕いた表現でもいいかもしれませんね。
TPOに応じたパターンをいくつか自分の中に作っておきましょう。大切なことは応用していくことです。
「いや、無理です」よりも随分いいかと思います。無理にすべての要素を使用する必要はありませんので①~⑤をほんの少し意識するだけで仕事が楽になると思います。
場合によっては評価があがることも考えられるかもしれませんね。
仕事を断ることは決して悪いことをしている訳ではありません。しかしイメージダウンを避ける為にも仕事を断っている感を出さないようにする工夫こそが大切なことです。
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